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取引先から発注書が届いた際、単なる事務作業として処理していませんか?
発注書のお礼メールは、相手に「正しくメール(発注書)が届いた」という安心感を与えるだけでなく、少しのコツで信頼関係を深める絶好のチャンスです。
本記事では、物品販売からIT・建築などのサービス提供まで、幅広い業種で使用できる発注書へのお礼メールの例文をご紹介します。
さらに、AIツール「Gemini」を活用した、効率的なビジネスメールの作成術も解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
【目次】
発注書へのお礼メールとチャット例文
発注書を受領した時に限った話ではありませんが、ビジネスメールはスピードが命です。
とくに、IT開発などの目に見えないサービスや長期プロジェクトの「特定受託事業者」として関わる場合、レスポンスがプロジェクト全体の安心感を左右するでしょう。
以下に、状況別の発注書へのお礼メールと、ビジネスチャット上でも使える例文をまとめました。
いつもお世話になっている取引先へ
件名:発注書受領のご連絡(案件名:〇〇プロジェクト)
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様いつも大変お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。この度は、〇〇の正式なご発注をいただき、誠にありがとうございます。
添付いただいた発注書を、確かに受領いたしました。【受注内容の確認】
・案件名:〇〇制作
・納期(または着手日):202X年〇月〇日
・金額:¥000,000(税込)本件、スケジュール通りに進めてまいります。
進捗については改めて週明けにご報告いたします。
引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。
(自分の署名)
「週明けに報告します」といったように、次のアクションをこちらから提示することで、取引先が「いつ連絡が来るだろう」と待つ不安をなくし、信頼度の向上につながります。
初めてのご縁をいただいた新規取引先へ
件名:ご注文書受領のお礼と今後の進め方につきまして
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様初めてのご連絡となります。
株式会社〇〇の〇〇です。この度は、数ある中から弊社へご発注をいただき、心より感謝申し上げます。
お送りいただきましたご注文書、確かに受領いたしました。
今後、貴社の期待に沿えるよう、チーム一同誠心誠意努めてまいる所存です。
まずは今後のスケジュール詳細をExcel(エクセル)形式でまとめ、明日までにお送りいたします。
ご不明な点などがございましたら、いつでもお気軽にお申し付けください。
末永いお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。(自分の署名)
初めての取引では「Excel(エクセル)で詳細を送る」など、具体的な成果物をいつ出すか明言することが大切です。
これにより、相手の「この会社で本当に大丈夫かな」という初期の不安を期待感に変えることができます。
チャットツールでの例文
チャットツールでのお礼メッセージでは、簡潔さと、メール以上のスピード感が重視されます。
〇〇様、お疲れ様です。
〇〇案件の発注書、確かに受領いたしました。
迅速なご対応、ありがとうございます。早速作業に着手し、次回の定例MTGにて進捗をご報告させていただきます。
引き続きよろしくお願いいたします。
これまでのチャットでのやり取りに比べ、発注書を受領してからの返信が遅くなると、相手に不安感を抱かせてしまいます。
テンポ良く返信することで、プロジェクト全体に勢いとポジティブな雰囲気をもたらすでしょう。
Geminiを活用したビジネスメール作成術

日々の業務に追われて、「心のこもったメールを書きたいけれど、時間が足りない」とお悩みの方も多いですよね。
ここでは、Geminiを活用したビジネスメールの作成術をご紹介します。
これを読めば、一から文章を考える時間を短縮し、相手に合わせた細かな配慮に時間を使えるようになります。
まずは、以下の3つのステップで作成してみましょう。
①どんなメールを送りたいのか、情報を整理する
まずはGeminiに渡す「素材」を準備します。ここで言う素材とは、メールを作成する上で必要な情報のことです。
- 内容:システム開発の追加発注
- 伝えたいこと:お礼、来週から着手すること、前回のフィードバックを反映させること
きれいな文章である必要はありません。自分なりの言葉で大丈夫ですので、一度情報を整理してみてください。
ただし、Geminiに直接「個人情報」や「秘密情報」を入力するのは、個人情報漏洩につながる可能性がありますので、入力しないように徹底しましょう。
②相手との関係性をGeminiに伝える
次に、Geminiに指示を出す際には、相手との距離感を伝えると精度が劇的に上がります。
AIへの指示書のことをプロンプトと言いますが、今回は①の情報を使いつつ、関係性を含めたプロンプト例をご紹介します。
【プロンプト例】
長年お付き合いのある取引先の方から、システム開発の追加発注をいただきました。
感謝の気持ちと、『前回のUI改修へのフィードバックを今回の開発にも活かします』という一言を添えた、温かみのあるビジネスメールを作成して。
このように「誰に・何を・どうしてもらった」ことと、「どんなメールにしたいか」を具体的に指示することで、定型文ではなく、気持ちの通ったあなたらしい一通が生成されやすくなります。
ただし、システム名や取引名が秘密情報にあたる場合もあるので、GeminiなどのAIツールに立場や経緯を説明する際にも注意が必要です。
③自分らしさを加える
②で既に納得のいくメールが完成した方もいらっしゃると思います。しかし、Geminiが生成した文章をそのまま送るのは得策ではありません。
最後は必ず自分の目でチェックし、以下のような項目に注意しながら、もう一度メールを書き直すつもりで見直してみましょう。
- AIっぽさが残っていないか
- 間違った表現が含まれていないか
- 与えた情報に対し、整合性が取れているか
- より人間らしくするにはどうしたら良いか など
ほかにも、AIには書けないような個人的な共通の話題や、具体的なエピソードを加えるのもおすすめです。
お礼メールで信頼関係を築くコツ

ビジネスでのお礼メールは、単なる「受け取り報告」ではありません。
とくにIT開発や建築、あるいは特定受託事業者などの現場では、発注から完了までに一定の期間を要するため、最初の一報が信頼関係に直結するのです。
今後も取引を続けるためには、メールを事務的なものとして終わらせず、相手の期待に応える姿勢を言葉に乗せることが大切です。
本章では、メールで信頼を獲得するための具体的なコツを整理しました。
原則、当日中(または翌営業日以内)に返信する
発注書が届いたら、まずは受領した事実だけでも当日中に返信しましょう。
「発注書(メール)、届いていますか?」という不安を相手に抱かせないことが、最大の誠実さです。
詳細な確認に時間がかかる場合は、「まずは受領のご連絡です。詳細は明日改めてお送りします」といった内容で一報入れるのがプロの技です。
注文内容を復唱する
発注書のお礼メールでは、以下の項目を箇条書き(リスト)にまとめると、誤解を防ぐことができます。
- 発注書番号
- 品名・サービス名
- 数量・期間
- 合計金額
これらを復唱することで、発注ミスや行き違いなどのトラブルを防ぎ、今後も信頼関係を保つことができるでしょう。
納期や今後のスケジュールを具体的に示す
注文内容と同じように相手が知りたいのが、「本件(プロジェクト)がいつ終わるのか」です。
| 工程 | 予定時期 | 内容 |
|---|---|---|
| 着手 | 〇月〇日 | 内部ミーティング・資材手配 |
| 中間報告 | 〇月〇日 | 構成案・進捗状況のご提示 |
| 納品・完了 | 〇月〇日 | 最終確認・検収依頼 |
とくにITなどのサービス発注では、目に見える成果物が少ないこともあるため、相手と進行具合を随時共有するようにしましょう。
相手の状況に寄り添った一言を添える
メールでは、最後に「今回のプロジェクトが貴社の〇〇に貢献できるよう努めます」といった意気込みや、「お忙しい中、迅速なご手配をありがとうございます」といった労いの言葉などを添えることも大切です。
事務的な返信を「対話」に変えることが、信頼関係を一歩前進させ、次の受注へのきっかけとなるはずです。
記事のまとめ:丁寧なレスポンスが、次の仕事を引き寄せる

お礼メールは、単なる返信以上の価値を持っています。
迅速で丁寧なレスポンスは、相手に「この人になら安心して任せられる」という信頼をもたらすだけでなく、次なるビジネスチャンスを呼び込む強力な営業ツールにもなり得ます。
また、GeminiのようなAIツールを賢く味方につければ、効率を上げながらも、よりパーソナルで温かみのあるコミュニケーションが可能になります。
本記事を参考にしながら、一歩先を行く返信スタイルを取り入れてみてはいかがでしょうか。
※AIを使用する際には、自社のガイドラインを守って正しく使用しましょう。
本記事は、作成時点の法令、ガイドライン、および公的機関の情報に基づいて作成されています。内容の正確性には万全を期しておりますが、法改正や制度変更等により、最新の情報と異なる場合があります。
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この記事を書いた人
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